mrubyでの30日開発日記(19日目)(番外編)
今日やったこと
- 大学への数学を解く、読む
今日の発見
大学への数学をここ4日間やってわかった。
あきらかに、時間が足りない!
高校数学やってないからって、とりあえず量が少なくて、質のいい問題がある大学への数学をやったが、そもそもゲームを作るためにやっているから、カリキュラム通りやる必要もなかったかもしれない。
こう思ったのにも理由があって、今日「新・数学の学び方」の小平邦彦の「数学に王道なし」で書かれていたことがきっかけだ。この話の中では、もともと著者が中学生のころから数学が好きで、そのために「代数学」という本をかじるように読んでいたおかげで高校数学も大学数学も学ぶのに苦労しなかったということが書かれていた。
もちろん、天才というエピソードというようにも捉えることができるが、これがヲタクのような考え方によく似ていると思った。僕が、アニメにハマり始めた中学生のころはさまざまな作品が乱立し競い合っていた時代でした。(今もそうだけ、もっと凄まじい勢いで深夜アニメが盛り上がっていた時代)その中でおおよそ中学生が分からないであろう物語もありました。僕の中で一番当てはまったのは、「狼と香辛料」だろう。
「狼と香辛料」は、商人ローレンツが狼の神様「ホロ」が商いをしながら旅をする物語だ。これの中では商人の生活が描かれており、取引に現金だけではなく、毛皮や小麦を使ったり、ほかにも投資をしたり、バブルが起こったりというように中学生が見るには早そうな気もするような物語であった。
最初はわからないでいたが年を重ねるうちにその物語で何が起こっているかが分かってきて、理解したいから調べるというようなきっかけにもなった。高校生の頃にドラッカーを読み始めたのもそういう影響があったのかもしれない。
これほどまでにできたのは、おそらくその作品への愛情というか好意というか。そういう計り知れない思いなような気がする。
ゲームに関してもそうだろう。僕が作りたいのは仮面ライダーを映した。それだけの動機だ。ぼくが思うに、そういう明確で単純な動機を持っていてやることはやっていくうちにいろいろなことが身につくものではないのかと思う。数学も「今は」ゲームのためにやっているが、数学者になりたいからやっているわけではない。だから、試しに必要な知識「アルゴリズム、微積分、線形代数」だけに絞ってやってみようと思う。
これはテストじゃないから、少しくらい邪道になってもいいような気がする。
こういう理由があるから、やる分野を絞ってみます!
では